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上まぶたのアンチエイジング手術①~ 上まぶたのアンチエイジング100年計画

こんにちは。
一瀬晃洋です。
4ヵ月ぶりの更新になります。
今週より、上まぶたのアンチエイジングシリーズとしましてお届けします。

「どの時期」「どの手術を受けるのが最良」か、また「失敗しないための手術方法」を解説します。


~第1回目は、「なぜ上まぶたの治療がそんなに重要なのか?」がテーマです。


Q.顔のアンチエイジング手術の中で最も優先度の高い部位はどこでしょう?

A.上まぶたです

上まぶたのアンチエイジング手術は、大学病院美容外科でも最も多い治療となってます。
この20年間まぶたの手術を重ねる中で、私自身が考え方を大きく変えながら、「満足度を上げる」「失敗しない」「他人にばれない」ことをテーマに術式を練り上げてきました。
選び出された方法にははいろいろな改良が加えられ、自信をもって提供できるものになりました。

 まぶたのタルミ 眉下切開 二重・腱膜リペア

上まぶたのアンチエイジング手術といいましても、様々な方法があります。

<まぶたのアンチエイジング手術>
①二重まぶた・腱膜リペア
②拡大眉毛下皮膚切除(眉下切開)と関連手術群
③目頭切開
④眼瞼下垂症手術




上まぶた手術の100歳計画


【上まぶたのゆるみ・乱れ・タルミ】

■ 上まぶたの老化の正体とは

1.まぶたのゆるみ
  腱膜(まぶたをあける薄い膜)のゆるみ
  治療法→二重・腱膜リペア、眼瞼下垂症手術

2.まぶたの乱れ
  二重まぶた・全体的なまぶたの構造の乱れ
  治療法→二重・腱膜リペア

3.皮膚のたるみ
  まぶた周囲の皮膚のタルミ
  治療法→眉毛下皮膚切除(タルミ除去)

◆まぶたの老化の正体が、「まぶたのゆるみ」「まぶたの乱れ」「皮膚のタルミ」なのかで、選択すべき治療は全く異なります
まぶたを若返らそうとして、やみくもに単純に皮膚を取り除いてもあまりタルミがとれない、または不自然なまぶたに変化してしまうことが多いのです。
まぶたのタルミの正体を見極めて、タルミの原因を正しく治療することで自然で若いまぶたが回復できます。


【まぶたの老化度=顔年齢】
 
■ まぶたのタルミ・ゆるみは顔を壊す

意外に思うかもしれませんが、まぶたのタルミはまぶただけで無く顔全体の老化を進行させます
まぶたのタルミを放置しておくと、顔のいろいろな部位に深いシワが形成されて、どんどん顔の老化は進みます。

<まぶたが原因のシワ>
ひたいの横ジワ・眉間の縦ジワ・目尻のカラスの足跡、鼻の根元の横ジワ・下まぶたのシワ・タルミの大部分が、まぶたのタルミが原因です。


■ まぶたの形成術で顔年齢を若く保つ?

「あの人の顔はなぜ年齢より若く見えるのだろうか??」 と不思議に思うことがあります。
その一つの原因はまぶたです。まぶたが健康な状態ですと、表情ジワはぐっと少なくなり顔は若く保たれます。
まぶたのタルミを適切にリペアおよびケアしておくことは、顔のアンチエイジング上とても重要なのです。


~次回はまぶたのタルミとゆるみ・乱れの治療計画についてお話します。

 


☆☆ヒアルロン酸の入れすぎに注意☆☆

「ボリュームをアップして若返り→これが最新の注入法」と言われてヒアルロン酸を4本注入したところ、若返ることなくほほが変に膨らんでしまった.......

こんな不幸な事例が増加しています!
ヒアルロン酸は顔全体で2本までで十分です。 最小限の量を正確にに注入しなければ患者さんのためになりません

ヒアルロン酸注入に関することをまとめて、ホームページにアップしました。
→アンチエイジング100歳計画 <ヒアルロン酸注射まとめ> のサイト
  http://アンチエイジング100歳計画.com/








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