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眉毛下皮膚切除(眉毛リフト、眉下切除)の傷跡の修正

こんにちは。
一瀬晃洋です。


最近眉下切開の傷跡の修正の依頼が増えてきました。その修正のお話です。

眉毛下皮膚切除の術後の傷跡が、思いの外気になることがあります。
仕方がないものだとあきらめずに、修正手術を検討されることをお勧めします。

症例1.
眉下切除を1年前に受けたが、傷跡が気になる
傷跡そのものが目立つ
傷跡と眉墨のラインとのずれ


傷跡と眉墨ラインの位置のずれは何故起こる?
原因1.もともとのデザインが良くない
原因2.術後に眉毛が低くなったり高さが変化してしまった
原因3.患者さんの好みの変化により自身で眉を描き替えた

眉下切開 -修正手術の原則
1.皮膚の余裕が、基準の長さになるまで時期を待つ
この部位の傷跡の修正を行うには、切り取ることが出来る皮膚の余裕が必要です。
あせって手術を行うと、傷跡が以前よりも目立つ様になってしまったり、眉毛とまぶたの位置のバランスが悪くなったりすることがあります。
待つ期間は、術後数ヶ月で済むこともありますが、数年間もじっと待たなければならないこともあります。

2.修正手術は一回で仕上げる
眉毛下皮膚切除では、傷跡を修正しにくい部位を切開されている場合が多く、かつ皮膚の余裕が少ないために、やり直しが難しいことが多いのです。
もし傷跡の皮膚を切り取るならば、一発で決める覚悟で臨まないといけません。形成外科の技術を駆使して、眉下に隠さなくても傷跡が目立たなくなることを目指して手術を計画します。

手術計画
1. 傷跡そのものを目立たなくする 
皮膚の皺が少ない部分なので、長い直線の傷跡だと逆に目立つことあり。
→傷の外側半分の特に目立つ部分のみ修正する
→nano-W形成術(ギザギザの傷跡にする)などを用いる
2. なるべく眉墨のラインに傷跡を移動させる
→傷跡より眉毛側の皮膚を多く切り取る


外側半分(眉毛が無い部分)は1辺約1mmの微細W形成術


拡大鏡下に先端が尖ったメスで皮膚を正確に切除します


拡大鏡を用いて、一針一針細い糸で縫合
(極小のギザギザがぴったりと合っていることが見えますでしょうか)。


1週間後 抜糸前
縫合糸は色抜けするためあまり目立ちません。


術後1ヶ月
傷跡は目立ち難くなっています。ノーメークです。


術後3ヶ月
傷跡はさらに目立ち難くなっています。薄いメークをしています。
微小W形成術はごく小さな凸凹の傷跡になりますが、これが肌の毛穴による凹凸と一体化して目立ち難くなります。


nano-W形成術を眉毛下皮膚切除後の傷跡修正に応用できます。
nano-W形成術は、うまく使うと傷跡がかなり目立たなくなります。
(拡大鏡を用いた細かい手術ですので、直線法と比べて手間と時間は数倍かかります…。。)









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